皆さんは、感度をご存知ですか。
感度はISOと書いて「イソ」とも呼ぶことも多いです。
感度は非常にシンプルですが、常に「AUTO」にしている人も多いと思います。
特に不慣れなうちは下手に弄ると失敗に繋がる可能性が格段に高くなります。
しかし綺麗な夜景などを撮影するには避けて通れない機能なので、自分で調整できるようにしましょう。
感度とは?
感度とはカメラ内にあるセンサーの感度の事です。
センサーの感度を上げると少ない光量でも明るい写真が撮影出来ます。
しかし代償としてノイズも拾いやすくなります。
このノイズは高感度ノイズと呼ばれ写真全体がざらざらした感じになります。
感度は上げれば上げるほどノイズも多く発生します。

このざらざらした感じが高感度ノイズです。
いかに低感度で撮影するかがノイズの少ない写真を撮影するポイントになります。
その為に晴天下、曇天、雨天、室内、夜景など環境に応じて感度を小まめに変える必要があります。
どうやって調整するの?
感度の調整方法ですが、メーカーや機種によって大きく異なります。
方法についてはマニュアルを読むかインターネットで検索してみましょう。
YouTubeで「メーカー名 iso カメラの使い方」で検索すれば見つかるかもしれません。
結局何したらよいの?
感度を調整することで写真を明るくしたりシャッター速度を早くしたりできます。
しかし慣れるまでは「AUTO」の方が無難かもしれません。
ですが夜景を綺麗に撮影したいのであれば感度を自分で決めるようにしましょう。
もし低感度で夜景を綺麗に撮影したいのであれば、三脚が必要になります。
最初はミニ三脚がお勧めです。
高さは概ね50cm以下と低いですが、軽量かつコンパクトで3000円以下の製品もあります。
そして感度(ISO)を「100」に設定しましょう。

ISOは100の時が最もノイズが少なくなります
さらに絞り優先モードにして必要に応じてF値を調整しましょう。
あとは三脚にカメラを取り付ければ準備は完了です。
今までよりも綺麗な夜景を撮影出来るはずです。

ISO100、F7.1、露出補正+2.0

ISO100、F10、露出補正+1.0、ホワイトバランス3900K
上記の写真は露出補正やホワイトバランス、セルフタイマーなどのテクニックも駆使して撮影しています。
夜景撮影については別途コラムを作成する予定なのでその時に詳しく解説します。
また、ISO400程度であればノイズはほとんど発生せず、効果は非常に高いのです。
シャッター速度を早くしたい時などは積極的に利用しましょう。