撮影テク

Amazonで3,200円の激安ストロボNEEWER TT560を買った

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このブログをはじめるにあたって、物撮り用のストロボを購入しました。そのお値段、なんと3,200円なり。そんな激安ストロボのレビューです。

とにかく安いストロボがほしい

ストロボって「とりあえずカメラメーカー純正買っとけば間違いない」っていいますよね。でもメーカー純正ってクソ高いんですよ。例えば僕はカメラがSONYなのでSONY純正のストロボで調べてみると、ガイドナンバー30クラスのお値段は約20,000円します。

僕の用途としては個人ブログの物撮り程度なので、首さえ上下左右に振れれば、TTL自動調光とか諸々の機能性はいらないと判断しました。更に狭い室内で撮影するのでガイドナンバーも30〜40くらいで十分。
この用途で20,000円出すのはちょっとなぁ…と思い、要望を満たしてくれる格安なストロボはなかろうかと、そそくさとAmazonへ向かうのでした。

どのストロボにするか

とりあえず、Amazonで「ストロボ」で検索してみました。案の定、中国メーカーのお安目で怪しげなストロボたちがおすすめの上位を独占されておられます。3,000円くらいが最低ラインのようです。僕はその中かから”NEEWER”のTT560という製品をポッチってみました。税込み3,199円でした。

選択理由は

  • NEEWER製品は互換充電器やアルカスイスプレートなどを使用していたことがあるから。
  • ベストセラー1位で、レビューが500件近くあり、大体がいい評価だったから。

と、かなりテキトーです。

ちなみに製品名がTT560でガイドナンバーが56なのかな?と思ったりもしてしまいますが36です。

開封

手元に届いたので開封していきます。
パッケージは黒と赤を貴重とした色使いで、白線でストロボのイラストが書かれています。THEカメラの周辺機器って感じの箱です。

内容物としては

  • 収納ポーチ
  • 説明書
  • ストロボ本体
  • 簡易スタンド

といたってシンプル。

正直なところ、3,000円ちょっとのストロボということで、外観に関しては期待していなかったのですが、安っぽさもあまりなく、可動部もしっかりとしている印象です。カメラにつけた際のぐらつきも無いですね。さすが中国メーカー(いい意味で)。

簡易のディフューザや端子類(外部電源・シンクロ)もしっかりと備わっています。

使ってみた

では、実際に使っていきます。まずは、単3電池を4本を入れましょう。ちなみに電池は”エネループプロ”を入れました。

背面のインタフェースはマニュアルオンリーのストロボだけあって、単純明快です。発光パワーは8段階で、+と-のボタンで調節できます。フル発光したあとのチャージスピードは約1秒くらいで、僕の用途としては全く不満はありません。

実際に物撮りしてみました。そもそもストロボをなぜ用いるのかというと、薄暗い室内でストロボ無しで撮ろうとすると影をコントロールできず、思い通りに撮れません。また、薄暗ければISOを上げざるを得ないのでざらついた絵になってしまいます。ストロボを使ってバウンス撮影することで、対象物の周囲に光を回らせることができ、環境光による意図しない影を消すことができます。上の画像の左側はストロボ無し、右側はストロボ有り(バウンス)のサンプルです。右側はきれいに影が消えてますよね。


操作性については、基本的に+と-のボタンしか使わないので、評価も何もないですが、特にラグもなく瞬時に反応してくれるのでストレスは無いです。ボタンの押し心地は少しチープですが。

まとめ

Amazonで3,200円のストロボを購入して使ってみた結果

  • 安っぽさはあまりなく、作りはしっかりしている。
  • 機能の少なさゆえのシンプルな操作性が逆によい。
  • マニュアル操作のみのストロボとして普通に使える。
  • 耐久性はわからないが、安いので早めに壊れても財布へのダメージが少ない。

という感じで、コスパのよい買い物ができたと思います。

あとがき

akinori
 ストロボに関しては、発光して首振ってくれればいいという需要も結構多いのではないでしょうか。こういった割り切った使い方には十分対応してくれると思います。あと、何も考えずにどのメーカーのカメラのホットシューでもつけられるのはこうした中華安ストロボの利点ですね。